息吹
冬のウンベラータ
まだまだ寒い日が続きますね。
2月も半分を過ぎましたが、観葉植物にとっては今が正念場、でしょうか。
この時期は寒暖の差が激しくなってくるので、暖かいと思って植え替えなどの作業を行うと
根腐れや葉の落葉など思わぬところでダメージが出てしまいがちです。
あとしばらく、我慢のときです。
お店のウンベラータたちも春を待っています。
見事に丸坊主ですが、5月くらいにはフッサフッサですよ。
寒いながらも小さい新芽が芽吹きつつあります。
あと少しの辛抱ですよ。
お家のウンベラータが残念になっている方もあきらめないで春を待ってみましょう!
ちなみに、あのウンベくんですが・・・
2012.02.16 現在
特に変化なし。
サンスベリア 【多肉?観葉?~基本編】
今回はサンスベリアについて。
名称 サンスベリア・トリファッシアータ (トラノオ・チトセラン)
学名 Sansevieria trifasciata
科名・属名 キジカクシ科(リュウゼツラン科)サンスベリア属 常緑多年草
原産地 熱帯アフリカ
耐寒温度 最低8℃(断水が必要)
生育適温 20℃~30℃
管理上の注意 基本的には非常に頑強で扱いやすい植物。肉厚の葉に水を蓄えているため、乾燥には強い。
繁殖力もあり、葉挿しで容易に増やすこともできる。耐陰性もあり、ある程度暗い場所でも耐えることができる。
しかし、低温には非常に弱く、冬場の管理には注意が必要。温度を得られない場合は、
冬場は完全断水しないと根腐れを起こす事も。
現在、原種・園芸品種含めいろいろな品種のサンスベリアが流通している。
サンスベリア(またはサンセベリア)は結構昔から流通しており、
その独特のフォルムからトラノオ(シマシマ模様からまんま虎の尾という意味)とか
チトセラン(千歳蘭、暖房機器の発達してなかった時代に鉢から抜いてタンスなどにしまわれていたいた事が由来)
などと呼ばれて親しまれています。
実際、色々な場所で観葉植物として使われているので目にした方も多いのでは?
(個人的にはスーパー銭湯とか健康ランドでよく見かけます)
比較的管理しやすく、繁殖も簡単という以外に爆発的に人気になった理由があります。
それは、マイナスイオンが出る!といって一昔前に大ブームになったからです。
ブームの信憑性はさておき、そんな訳でご存知の方も多いと思いますが、このサンスベリア、知れば知るほど面白い!!
これから何回かに分けて、サンスベリアの魅力を語っていこうかと思いますよ。
まずは基本品種のご紹介!
タイトル下の画像は、サンスベリア・トリファッシアータ。これが一番基本となるサンスベリアです。いわゆる虎の尾。
サンスベリア・トリファッシアータ “ローレンティー”
Sansevieria trifasciata “Laurentii”
たぶん、皆さんがよく見るのはこれだと思いますが、これは園芸品種。
サンスベリア・トリファッシアータ “ローレンティー”
いわゆる覆輪という斑入りの品種です。
ローレンティーの方が原種よりも有名というか、一般的になってしまいましたね。
よく、緑葉のトリファッシアータをゼラニカという名前で販売しているのを見ますが、それは間違い。
どっちも同じトリファッシアータで、ゼラニカという原種は別に存在しますのであしからず。
サンスベリア・トリファッシアータ “プラチナ”
Sansevieria trifasciata“’platinum”
これも最近出たトリファッシアータの別品種。
サンスベリア・トリファッシアータ “プラチナ”
名前の通り、新芽が白く美しい品種。全般的に葉の色が薄めです。
サンスベリアという植物は、基本的に新芽は葉の色が薄く、葉が年を経るごとに色が濃くなってゆくので、
ローレンティーは黄色の斑の部分が濃くなり、プラチナは白い新芽がだんだんと濃緑になってしまうのです。
サンスベリア・トリファッシアータ“ハーニー”
Sansevieria trifasciata cv.’Hahnii’
これはトリファッシアータの園芸品種で葉が大きくならないタイプ。
斑入り葉などさらにたくさんの園芸品種がありますが、総称して“ハーニー”と呼ばれます。
たくさん紹介したいのですが、今現在寒さの為品種が揃いません・・・。
とりあえず、あった奴だけご紹介。
サンスベリア・トリファッシアータ“ダイヤモンドハーニー”
Sansevieria trifasciata cv.’Diamond Hahnii’
これはハーニーの色違い。ダイヤモンドハーニー。
ボクもサンスベリアに一時期ハマっていたので、昔はコレクションしていたのですが
ダイヤモンドハーニーも出回り最初の頃はそこそこいい値段してた気がします。
今じゃ普通に売られてますけど。シルバーぽい美しい葉色と覆輪斑が美しい美種です。
ハーニーは通常のトリファッシアータより割りに水が好きなので、
冬場の完全断水を実行すると水切れで痛む事があるので、
若干難易度があがるかもしれません。
今現在、ハーニータイプはこの2品種しか有りませんでしたので、多く揃う時期にまたご紹介していきます。
今回は基本編。次回に続きます。
To Be Continued !!
蘭展
毎年、東京ドームで行われる『世界蘭展』の時期が近づいて参りました。
お店にも、様々な蘭が入荷してきております。
以前にも、珍しい蘭やシンビジウム・和蘭をご紹介してきましたが、
今回は洋蘭をご紹介。
花色・形・香・・・さまざまな変化に富んだ洋蘭たちをご覧ください。
デンドロビウム “スノーリップ”
小輪で小振りなデンドロビウム。

胡蝶蘭の一本立ち。赤目です。
同じく一本立。こちらは白。

胡蝶蘭 “キャッツアイ”
ランダムに花に紫の色が入る不思議な胡蝶蘭。

新品種 胡蝶蘭 “ピカチュウ”
どっかで聞いたことのあるような名前の胡蝶蘭です。
交配種 ジゴニシア “ムラサキコマチ”
なんともいえない美しい佇まいです。
他にはこんな珍しい一品も!
デンドロビウム キンギアナム <斑入り>
花も咲きますが、葉っぱも斑入り葉でとても美しい・・。
これも斑入り。
オンシジウム アロハイワナガ <斑入り>
こちらもよく出回っているオンシジウムの斑入り葉バージョン。
今回ご紹介した蘭のほかにも色々珍しい原種蘭なんかも入荷してますので、
蘭展にいくついでに当店にもぜひぜひ遊びに来てくださいね!?
ラブラブ
ハートホヤ
今回はバレンタインも近いので、そんなお話。
バレンタインデーといえば、女性から男性に気持ちを伝える、といった毎年恒例のリア充たちの行事な訳ですが、
最近はチョコレートの種類も、渡す用途もだいぶ変化してきましたね。
義理チョコ、本命という定番から友チョコやら絆チョコやら・・(←今朝ニュースで知りました)
そんな変革激しい現代ですが、その波はここ園芸業界まで押し寄せてきてしまいましたよ!
なんと、『フラワーバレンタイン』 なるものが出現!
世界規模でみるとバレンタインデーとは、なんと男女が互いに愛や感謝を伝える日なのだそうです!
なるほど・・。そりゃぁ欧米に比べたら日本人男性は消極的なのでしょうが、まさか文化からして受身だとは!
主に欧米では、メッセージカードを交換などして気持ちを伝えるそうですが、そこは欧米紳士たち、花束も一緒に渡す!
これを日本でもやろう!と始まったのが『フラワーバレンタイン』 なのです。
今回はそんなバレンタインアイテムにスポットを当てて・・・

バレンタインの定番のアイテムとなりつつあるコレ。
ラブラブハートとか、ハートホヤなどと呼ばれています。
いまや色々なお店に置かれており、花屋だけじゃなく雑貨屋さんなどでも売られているので
見かけられた方も多いんじゃないでしょうか?
いったいこの植物、なんだかわかりますか?
サボテン?多肉?大きくなったらどうなるの?と思われた方・・・。
コレが本来の姿です。
(斑入りの株しかありませんでした・・・)
この葉っぱを葉挿ししたものが、ラブラブハートになるわけですね!
ちなみに、この植物は “ホヤ・カーリー”というガガイモ科の植物。
多肉植物としても流通してますが、つる性で他の樹木などに巻きついて成長していく植物です。
ホヤの仲間は“サクララン”という和名があり、星型の可愛らしい桜色の花を咲かせます。
ちなみに、ラブラブハートは葉挿しているので根は出てきますが成長点が無いので、全く成長しませんのでご注意を!
(まれに成長点が残っているものがあり、その場合はつるが伸びてきます)
これだけじゃぁなんなんで、他にもフラワーバレンタインに贈りたいお花をご紹介!
胡蝶蘭 “ブラックダイヤモンド”
チョコレート色の可愛らしい胡蝶蘭。お花も長持ちなのでおすすめです。
よつばのクローバー(黒葉詰草)
しあわせを呼ぶよつばのクローバー。室内の明るい場所か戸外に置いて管理すると間延びしないでいいですよ。
エラチオールベゴニア “アールヌーヴォー”(右)と“アールデコ”(左)
ベゴニア界の女王!花持ち抜群!色合いも非常に気品が漂う逸品です!
アールヌーヴォー
そんな消極的な草食系男子の皆様、フラワー バレンタインで日頃の感謝や気持ちを伝えてみてはいかがです?
多種多様多肉
アロエ & サンスベリア
今、お店では“インドアサキュレントフェア”なるものを開催してます。
直訳すると、室内多肉植物。
室内でも観賞できるように様々なスタイルの鉢に植え込んだ多肉植物を展示してます。
多肉植物といっても非常に多彩な種類があるので、そのいくつかをご紹介。
サンスベリア・ピングイキュラ
ランナーで子株を増やす小型のサンスベリア。
アガベ・アテナータ <斑入り>
アガベの中では葉が柔らかく、比較的暗いところでも耐える。
珍しい斑入りタイプ。
ハオルチア・オブツーサ
葉の先が半透明になっている不思議な多肉植物。
クリスタルプランツなどといわれて流通する。
サボテン・ハティオラ
トゲがないサボテン。草のように枝を茂らせるので“葦サボテン(アシサボテン)”とか“猿恋葦(サルコイアシ)”と呼ばれる。比較的暗いところでも耐える。
ハティオラの花。
アロエ・エリナケア
トゲが長く、特徴的なアロエ。白い葉肌とのコントラストが美しい美種。
ユーフォルビア 紅彩閣
赤いトゲが特徴。サボテンに見えるが、別種のユーフォルビア属の植物。
他にも変わった多肉植物を展示販売していますよ。
多肉担当もブログ更新してますんで覗いてやってくださいな。
→プロトリーフの多肉植物ブログ
※基本的には室内での長期間の鑑賞は徒長による葉姿の乱れを引き起こします。
また、風通しの悪い室内ではコナカイガラムシが発生しやすくなるので注意が必要です。
流行
トックリヤシ(神代植物公園撮影)
今回は植物の流行について。
観葉植物とは違いますが、昨年は猛暑・暑さ対策でゴーヤなどが緑のカーテンとして注目を集めました。
一昔前は、サンスベリアがマイナスイオンを出す植物として某TV番組で取り上げられ、大人気となりました。
そんな植物たちの流行について。
タイトル下の画像はトックリヤシという株元がトックリのように膨らむタイプのヤシです。
観葉植物としてはだいぶ以前から流通していたんですが、2~3年前からちょくちょくと問い合わせがお店にくるようになりました。
お店でもたまに扱う事があり、その時はあまり不思議にも思ってなかったのですが、気付いた時にはもう手遅れ。
なんと、市場にも仲卸さんにもほとんど在庫がないという!!そんな人気の植物でもない筈なのに!!
お店にお問い合わせがあった時にお客様に直接聞いてみたところ、なんでもとあるハワイの呪術師が、
“トックリヤシを持っているとお金が貯まる”的な事をおっしゃたという・・・。
日本でい言うところの風水的なものでしょうか・・。驚きました!
そんなこんなでトックリヤシは一時代を築いた!?訳です。

株元が膨らむ姿がお金を貯まる事を想像させるのでしょうか?
株元ぷっくりの形のいい物は一時期殆ど流通してなかったけど、最近また手に入るようになってきましたよ。
(画像の物はそんなに膨らんでないです・・・)
最近では、こんな小さなサイズまで出回るようになりました!
小さいうちから育てれば、お金も貯まりますかね!?
こんなにでかくなります・・・。
トックリランじゃ駄目ですか!?
流行とは恐ろしい物で、観葉植物でも流行り廃りからは逃れられないのです・・・。
※トックリヤシは寒さに弱いので、冬場の水遣りは慎重に!お水は鉢土の表面が完全に乾いてからタップリと!!
神代植物公園 東京都調布市にある植物公園。バラ園などを中心に植物を30のブロックに分けて展示しており、
景色を楽しみながら植物の知識を学ぶ事が出来る。大温室には珍しい熱帯の植物たちが集められ、
原産地さながらの風景を楽しむ事が出来る。
仕入れ日記 IN 千葉 ~たゆみま ③
今回でたゆみまさんレポート最終回。
『たゆみま』さんといえば、それこそエアプランツ(チランジア)が非常に有名ですが、それだけじゃあないんです!!
社長さんが珍しい植物がお好きなので、タイトル下にあるような不思議な植物なども多く取り扱っているんです!
特に、上の画像の“ボンバックス”!このクラスの大きさは殆ど日本国内には出回らない激レアプランツです!
なにしろ、珍しい物がいっぱい!
塊根植物とサボテンなどを扱っている温室。マニア垂涎!!の超激レアの植物の宝庫です。

温室の外も宝の山!
中央→ものすごくデカイ“アガベ・フェロックス”
奥中央→見た事もないユッカsp(名前お聞きしたけど、忘れてしまった・・・)
左奥→これもスゴイっ!“ユッカ・カルネロサーナ”(お店に1鉢置いてます)

ボンバックスもいろいろな形の物が勢ぞろい!
まさに圧巻!!(お店にも置いてありますよ)
他にも、いわゆる“ブロメリア”がたくさん揃っています。
雰囲気はまるで熱帯ジャングルですね!

※たゆみま さま いつもありがとうございます。
有限会社 たゆみま仕入れ日記 IN 千葉 ~たゆみま ②
今回もたゆみまさんのお話。
実際の仕入れ風景を少しご紹介。
温室内に所狭しと並べられたチランジアの海を・・・
サササッと物色し・・・
ザクザクっとトレーに入れて仕入れを行っています!
当店のフェアー前の伝統行事!まさしく収穫祭!!
なにしろ、たくさんの中からより良い物を選び出す作業はなかなか大変・・。
しかし、いつ来てもこの光景は仕入れ冥利につきますね!
もうブワーッという感じでマグヌシアーナなんかがある訳です!
そんでもって、カニのようにワサワサとキセログラフィカ達が並んでいるんですよ!

チラの宝石箱や~!!
見てるだけでお腹いっぱいですね!
次回でたゆみまさんレポート最終回。
To Be Continued !!
仕入れ日記 IN 千葉 ~たゆみま ①
チランジア・ウスネオイデス
今回はエアプランツ生産者、たゆみまさんの仕入れレポート。
ちょうど今、お店で『早春エアプランツフェア』なるものを開催していますが、当店のエアプランツの大部分を占めるのが
『たゆみま』さんのエアプランツです。
『たゆみま』さんと当店の付き合いはオープンの時からで、うちのボスが店長をやる、といった時から
声をかけてくださり、今現在もお取引を続けさせていただいています。
そんなこんなで、僕もよく仕入れに出かけていたのですが、今まで撮り溜めてた写真が大量に出てきましたので
ここらで一斉解放させていただこうかな、という感じです。
画像が多いので、何回かに分けてお送りします。
なかなか見られない、チランジアの海をご覧ください!!
アエラントスボール!
お馴染みウスネオイデス。洗濯物のように・・・。
ウスネオイデスの花
テクトラムも吊られてますよ!
でっけぇドーラティ!
トリコロール イパーイです!
ファシクラータ & ネオレゲリア達・・・
フンキアナ つぼみ付き!
ブッツィーボール!!
ラシナエ・クリスパ。不思議な葉っぱです。

花も特徴的!

セルーレア大クランプ。

イオナンタ もりもり。

フックシィ×フックシィ。

このときはちょうどストラミネアが咲いておりましたよ。
まだまだあるけど今回はこの辺で!
To Be Continued !!
オシャレルーム
Daiwaman X !!
今回は住宅展示場にお邪魔したご報告。
先日、とあるマンションのモデルルームに当店から観葉植物をお貸しして、
雑誌撮影の協力をさせていただきました。
とても素敵なモデルルーム!
タイトル下の写真ですぐにおわかりかと思いますが、あの大手ハウスメーカー様です。
観葉植物の置き場所などの監修を不肖ながらワタクシがやらせていただいたのですが、
皆様非常に熱心にお話を聞いてくださいました!
なにしろ、素敵な住宅なので観葉植物が映える映える!!
玄関→ネフロレピス・ツデー(左下)とリュウビンタイ(右上)をアレンジ!
共にシダ植物。陰に強く、寒さにも強いです。
洗面所→ペペロミア・フェレイラエ “ハッピービーン”とエアプランツをチョイス。
清潔な場所なので土を使わないものを選びました。
寝室→ユッカ・エレファンティペスとシェフレラ・ベヌローサ “アングスティフォリア”
人の居ない時間が多く、リビングに比べて暗い場所が多いので
耐陰性・耐寒性に優れたものを選びました。
リビング→一枚目左手前 フィカス・ミクロカルパ “ジャンボリーフ”(ガジュマルの仲間)
二枚目手前 アンスリウム・クラリネルウィウム
二枚目 奥 モンステラ・デリシオサ “ボルシギアナ”幹立ち仕立て
二枚目中央小さいの チャメドレア・エレガンス(テーブルヤシ)
二枚目テーブル上 リュウビンタイ(玄関と同じ)
三枚目 ドラセナ・リフレクサ“ソングオブジャマイカ”
窓が大きく、明かりが入るので比較的何でも置けます。
見栄えのする形の良い物をチョイスしました。
他にもいくつか持っていったのですが、写真をとり忘れてしまいました・・・。
お部屋に合わせて植物を置くのも大事ですが、出来れば植物に合わせて
場所を決めてあげると、後々のトラブルが少なくて良いですよ!
お店でお気軽にご相談下さい!!
※ダイワハウス様
えい出版様
とても楽しくお仕事できました。
雑誌の完成楽しみにしております。

































































