Archive for 7月 2011
ヤシ 【涼しさ演出!南国気分~基本編】
名称 テーブルヤシ(チャメドレア)
学名 Chamaedorea elegans
科名・属名 ヤシ科カマエドレア属 非耐寒性常緑低木
原産地 中南米・メキシコ
耐寒温度 最低0℃ 10℃以上あれば問題なし
生育適温 15℃~30℃
管理上の注意 基本的にあまり手間がかからない品種。かなりの悪環境にも耐える。
空中湿度が足りず葉が乾燥する環境ではハダニが発生する事もある。
置き場所は選ばないが、しいて言えば、窓などが無い真っ暗なお手洗いとか玄関(照明を点けないと暗い場所)
には置かないこと。その条件で耐えられる植物はありませんのでご注意を。
ヤシの中でおそらくもっともポピュラーな品種。性質は強健。寒さにも強く、暗いところでも耐える。
なおかつ、あまり大きくならないという3拍子が揃ったキングオブ観葉植物です!
初めて観葉をやられるかた、ぜひ挑戦してみては?
名称 アレカヤシ、ヤマドリヤシ
学名 Chrysalidocartpus lutescens
科名・属名 ヤシ科クリサリドカルプス属 非耐寒性常緑高木
原産地 マダガスカル
耐寒温度 最低10℃
生育適温 20℃~30℃
管理上の注意 ヤシの中では高木になる品種。寒さにはあまり強くないので冬場は暖かい場所へ置くこと。
乾燥した風が葉に当たると葉先が枯れこんでしまうので注意。特にエアコンなどの風には当てないようにする。
また、高温乾燥するような環境ではハダニやカイガラムシが発生しやすいので、葉水を与えるか勢いのある水流で
葉を洗うなどして防除する。置き場所としては、比較的明るい場所が望ましい。夏場の直射日光など強光線には
注意が必要。基本、自然な風通しを好むので空気が滞留するような場所には置かないようにすること。
この品種も非常にポピュラーな品種です!“アレカヤシ”との名前で流通してますが、
実はアレカヤシとは別種で、こちらのヤシはヤマドリヤシというヤシに分類されます。
しばしば園芸ではこういった流通名と学名が違うといったことがありますが、
またそれは別の機会にご説明しますね。
和名では“コガネタケヤシ”という名前があり、幹が黄色で節(ふし)が竹のように
見えるからその名前がついたのでしょう。
でっかくなると非常に見ごたえがあるオススメ観葉です!
名称 フェニックス・ロベレニー
学名 Phoenix roebelenii
科名・属名 ヤシ科フェニックス属常緑低木
原産地 ベトナム・ラオスなどインドシナ半島
耐寒温度 最低0℃以上 無傷の冬越しは10℃以上必要
生育適温 18℃~30℃
管理上の注意 ヤシの中では比較的寒さに強いといわれている品種。関西より西側の雪が降らない地方では
露地植え栽培も可能。霜や雪は苦手なので基本露地植えよりも鉢植えで管理し、厳冬期は室内に取り込むなど
防寒対策をしたほうがよい。しかし、鉢植えで植替えを怠ると根詰まりを起こして枯れてしまうので特に注意すること。
室内では比較的明るい場所に置くようにする。空中湿度や水遣りが足りないと葉先が枯れこむので注意。
水をやっているのに枯れこむ場合、根詰まりで水が吸えていない場合があるので2年に一度は植替えを!
このヤシを1本飾るだけで南国ムード満点になるというすばらしい植物です。葉の付け根に鋭いトゲがあるので
取り扱い注意。寒さにも強く、戸外の店先などに飾られているのを目にした事もあるのでは?
和名は“シンノウヤシ”。中国名の“羅比親王椰子”に由来するそうです。
すごく大きいイメージですが出回っているサイズですでに大人の株なので、他のヤシより小さい『低木』に分類される
みたいです。小さいときはこんな感じですが。
ヤシは種類が多く、比較的ポピュラーな品種を3種紹介しました。他にもあるのでまた後日に紹介していきます!
ヤシ 【圧倒的存在感!種類も千差万別~うんちく編】
今回は、ヤシのお話です。
ヤシ(椰子)は、単子葉植物ヤシ科に属する植物の総称である。熱帯地方に多く、独特の樹型で知られてる。実用価値の高いものが多く含まれる。ヤシは、単子葉植物ヤシ科に属する植物を広く指して言う呼称である。単子葉植物としては珍しく木本であり、幹は木化して太くなる。大きいものでは30mにも達するが、茎が立ち上がらないものや、草本並みの大きさのものもある。 (Wikipedia ヤシより)
ヤシというと皆さんどのような物を想像されますか?テーブルヤシ・アレカヤシ・フェニックスヤシなどなど
人により色々な種類を思い浮かべるかと思います。
葉の形はいわゆるヤシっぽい形、鳥の尾羽のようなものを
想像されると思います。(園芸用語で羽状複葉といいます。)
←羽状複葉
画像は “ミツヤヤシ”
もしくは、シュロチクやビロウなどのような手のひら形の切れ込み
(園芸用語で掌状複葉といいます)のものがあります。
←掌状複葉
画像は “ウンナンシュロチク”
そのホトンドが熱帯地方原産ですが、種類が非常に多く、中には寒さに強いものなどもあり
日本でも露地植えで栽培されているものもあるくらいです。
また、冒頭でウィキペディアから引用しておりますが、園芸よりも油を採ったりだとか、食用にしたりとか
農作物としての需要の方が多いと思われます。
園芸として日本にヤシが導入されたのは江戸時代で、シュロチクが中国より導入されたそうです。
今では栽培技術も高度になり、なかなかお目にかかれないような種類のヤシが多く栽培されるようになりました。
ウンチクが長くなりましたが、基本的に市場に流通しているものは大体室内であれば越冬可能なものがほとんどで
そんなに難しく構えなくても大丈夫です!シュロチクなんて暖房機器の発達していない江戸時代から日本にありますしね。
やはり、ヤシを飾る最大のメリットはその圧倒的な存在感!これにつきます!すらっとした切れ込みの長い葉が
風に揺れてそよそよしている様は異国情緒タップリで南国風の雰囲気をかもしだしてくれます!
夏がお好きな方、ぜひヤシを飾って南国ムードに酔いしれてみてください!
その・・存在感・・・。まさに 圧倒的・・・っ!!
画像はアレカヤシ。南国ムード満点!!
アンスリウム 【インドアフラワー~基本編】
今回は、アンスリウムについて語らせていただきます。
名称 アンスリウム・アンドレアナム
学名 “Anthurium andraeanum”
科名・属名 サトイモ科アンスリウム属 非耐寒性多年草
原産地 コロンビア・エクアドルなど熱帯アメリカ
耐寒温度 最低10℃
生育適温 18℃~30℃
管理上の注意 アンスリウムは熱帯アメリカが原産の非耐寒性多年草で
寒さにはあまり強くないので、冬場には暖かい場所に置くこと。
また、冬場の水遣りは鉢土の表面が乾いて2~3日後に与える。
基本的に日照を好むが、夏場の強い日差しを浴びると葉焼けを起こすので
直接日光の当たらない明るい場所に置く。
開花の条件としては、
1.株が充実している
2.ある程度明るい場所にある
3.温度が低すぎない
この3つが重要なので、花が咲かないからといって肥料を闇雲にあげすぎたり
水をあげすぎたりすると根を痛めてかえって逆効果になるので、
周りの環境を開花しやすい状況に整えることが重要!
タイトルにも書きましたが、アンスリウムは観葉植物の中では花も観賞できるという
非常に優れた植物です。葉はハート型で光沢があり大きく美しい見栄えのするものです。
花のように見えるものは正確には“苞”と言われる部分で花は中心についている棒のような
部分です。“苞”は花の本体部分を仏像に、周りの部分をその後ろにある光背に見立てて
“仏炎苞”と名づけられたようです。サトイモ科植物は大体がこの“仏炎苞”タイプの花を
咲かせますので花で見分けることが可能になりますよ!
アンスリウムの“仏炎苞”は、ハート型、またはチューリップ型で色も赤・ピンク・白・紫・グリーン・オレンジ・黒と
非常に様々なバリエーションがあります。
※画像はアンスリウム “チェリーチャンピオン”。チューリップのような仏炎苞の形。
室内でも育てやすく、ある程度明るい場所(レースカーテン越しくらいの日照があたる所)であれば
開花しますので、ぜひチャレンジしてみては!?
花も長持ちでひとつの花が1ヶ月くらい楽しめるのでオススメです。
※アンスリウム “パンドラ”。ピンク地にやはり薄く緑が入ります。
お店では毎年6月にアンスリウムの人気コンテストを開催しています。
機会があればぜひ一度遊びに来てみてください!
フィカス ウンベラータ 【ゴムノキ新機軸~中級者向け】
今回は 最近特に人気の高いゴムノキ類、フィカス・ウンベラータについて
語らせていただきます。
名称 フィカス ウンベラータ
学名 “Ficus umbellata”
科名・属名 クワ科 フィカス属 非耐寒性常緑高木
原産地 熱帯アフリカ
耐寒温度 最低10℃
生育適温 18℃~30℃
管理上の注意 ゴムノキ類の中では葉が薄く、
寒さにも弱いデリケートな品種な為 冬場の管理には
特に注意が必要。
エアコンなど乾いた風などにも弱く、
また病害虫も発生しやすい為
その美しさを保つにはそれなりの管理をすること。
しかし、基本的にはゴムノキの強靭さ、成長の早さを持っているので
冬に葉が痛み落葉しても春先には新芽が伸びていく。
タイトルにも書きましたが、フィカス・ウンベラータは観葉植物に
時間をかけて管理が出来る中級者向けの植物です。
その葉姿は白い木肌に淡いグリーンの大きなハート型の葉を持つ
高級感のあるインテリアグリーンとして人気があります。
他のゴムノキ類とは違い、葉が薄く繊細なのが最大の特徴で
その為、ハダニ・カイガラムシなどの被害が出やすいので
高温乾燥期(冬場の室内など)には特に注意が必要です。
しかし、挿し木や取り木などで容易に殖やせることや近年の人気もあり
比較的色々なサイズが出回るようになりました。
ウンベラータの真の魅力。
光を浴びてライムグリーンになった葉と白い幹のコントラストと見つけたり!
ちなみに2011.6月に当店で開催された特集 『ウンベラータ祭り』の様子
大・小様々な大きさのウンベラータが全国より召集!その数 36本!!
腕利きの生産者さんからのものだけ集めました!
・・・また来年やるかもしれません。

















