蘭
仕入れ日記 IN 埼玉 ~森田洋蘭園 ④
温室内はまるで熱帯ジャングル!!
今回は温室内で見た色々な植物をご紹介。
いろいろありましたよ。
原種の胡蝶蘭。
胡蝶蘭は着生植物(他の樹木などに張り付いて成長する)なので、
本来の生息地だとこのように花が枝垂れて咲くのです。
コルクに着生してます。

こちらも蘭の仲間。
根っこがもりもりです。
こちらは花が咲いていました。

巨大なデンドロビウムのクランプ。
なんていうか、着生ラン本来の特性をいかして、
ヘゴやコルクの板に着生させて置く方がカッコイイですよね。
花がなくても吊るして置けばジャングルの雰囲気を楽しめますしね。
いろいろな蘭が温室のいたる所に吊るされていました。
こちらの吊るされているモシャモシャは
チランジアの“ウスネオイデス”。
とても長くて立派なものが何本も吊るされていました。
温室内の環境がとても快適なのかもりもり伸びています。
なぜこんなにあるんですか?とお聞きしたところ、
『世界蘭展なんかのディスプレイなんかで使うんだよ。』とのお言葉。
な~るほど!!あのチランジアたちは自前でご用意してるんですね!
(今年は使用されなかったとの事です。
※訪園日は2012.2.20、蘭展真っ只中!)
温室と温室のつなぎ目の通路に青々とした木が植えられていました。
なんじゃこりゃ?
お尋ねしたところ・・・
なんと!マンゴーの木だそうです!
すでに小さい実がついていました。
夏には自家製のマンゴーが食べられるそうです。
ぜひまた夏にお邪魔したいですね・・・。
品種の違うマンゴーが何本か植えられていましたよ!
マンゴーの木の根元には年季の入ったハオルチアがニョキニョキ・・・
他にはこんなもの。
キャッサバの木。なんだかわかります?
あの『タピオカ』の原料になる木ですね。
根がイモ状に肥大し、そこからタピオカがとれます。
これはお馴染み、バナナです。
タピオカとこのバナナは30℃の温室にありました。
コルジリネ・ターミナリスも温室内にありました。
鉢植えだったのが、地面にまで根が食い込んでこんなに立派な株に!
葉っぱもバカでっかい!
オーガスタかと思いました!
生産者さんの温室は一個の熱帯ジャングルですね。
温室のある生活、アコガレます!
洋蘭の鉄人 森田洋蘭園
仕入れ日記 IN 埼玉 ~森田洋蘭園 ③
胡蝶蘭の実
胡蝶蘭の実って見た事あります?
ボクは今回初めて見せてもらったんですが、恥ずかしながら実を付けるなんて想像もしてませんでした。
考えてみれば、花が咲く→実を付ける、当たり前の事ですよね。
なぜ、種をつけるかというと、交配をして新しい色の胡蝶蘭を作出するためなんですね。
森田洋蘭園さんでは、さまざまな交配を行っており、オリジナルの品種も生まれております。
そんな生産風景を今回はご紹介します!
この実の中には胡蝶蘭の種が・・・
ムキムキして・・・
黄色い粉が種。
こんな粉みたいな種から苗がとれるんです・・・
種が育って花をつけるまで、3~4年ほどかかるそうです。

胡蝶蘭の種から育ったお花たち。
ここから、花色・花弁などの良い物を選別する。
また、選別した苗を市場流通ように増やすのにさらに4~5年・・・
なので、今日われわれが
市場やお店などで見ている胡蝶蘭は、
10年もの歳月を経て作出された品種なわけです。




ここにあるさまざまな花から数年後にはデビューするものがあるかもしれませんね。
次回で洋蘭生産レポート最終回。
仕入れ日記 IN 埼玉 ~森田洋蘭園 ②
今回は胡蝶蘭の生産風景をご紹介。

とても広大な温室内に胡蝶蘭の苗がギッシリと並べられています。

胡蝶蘭は熱帯植物ですから、寒さを嫌います。
こちらの温室は、真冬だというのに30℃の室温に
保たれていました。
ここで株を成長させていきます。
株が成長したら、今度は20℃の室温の温室に置きます。
すると・・・
ニョキニョキと花芽が上がってくるのです!
ニョキニョキニョキニョキ・・・
やがてつぼみが付き・・・
開花します!!
胡蝶蘭は株がしっかり育っていないと立派な花が咲きません。
森田洋蘭園さんの胡蝶蘭はとても花が大きく、見応えがします。
その秘密は、一株一株を素焼きの鉢に植え、通気性と水加減を調整し、
根を充分に発育させて株を充実させているんです!
時間をかけて、丁寧に丁寧に育てられています。
しっかりとした花は、しっかりとした根が無いと咲きませんからね。
今では素焼き鉢で作っている生産者さんはだいぶ少なくなってきたとの事。
そんなこだわりの逸品を育て続けておられます。
次回もまた森田洋蘭園さんレポート。
仕入れ日記 IN 埼玉 ~森田洋蘭園 ①
今回は洋蘭の王様、『胡蝶蘭』の生産者さんを訪ねて参りました。
お邪魔したのは埼玉県にある胡蝶蘭、カトレアの生産者 『森田洋蘭園』さんです。
お店に置いてある胡蝶蘭の半分以上はこの森田さんからいただいている胡蝶蘭。
そんな生産現場よりレポートしていきますよ。
今回は生産されている様々な品種をご紹介します。
胡蝶蘭といっても白だけではありません。
色々な色が品種改良され、出回っています。
黄色の胡蝶蘭 “ゴールデンビューティー”
濃いピンクの胡蝶蘭 “フーラーレディー”
オレンジの胡蝶蘭 “ファイヤーウォーク”
花にところどころ紫色のスポットが入る
“キャッツアイ” (逆光ですみません・・・)
白の大輪胡蝶蘭。1本立ち。器が和の雰囲気を醸し出す。
美しいタタズマイです。
黄緑の胡蝶蘭 “フォーチュン・ザルツマン”。
お店でも大人気の逸品。
オレンジともピンクともつかない絶妙な色合い!
“トロピックジュエリー”
花弁がラメのようにキラキラと輝きます。
今回はさらっと品種紹介。
次回に続きます。
蘭展
毎年、東京ドームで行われる『世界蘭展』の時期が近づいて参りました。
お店にも、様々な蘭が入荷してきております。
以前にも、珍しい蘭やシンビジウム・和蘭をご紹介してきましたが、
今回は洋蘭をご紹介。
花色・形・香・・・さまざまな変化に富んだ洋蘭たちをご覧ください。
デンドロビウム “スノーリップ”
小輪で小振りなデンドロビウム。

胡蝶蘭の一本立ち。赤目です。
同じく一本立。こちらは白。

胡蝶蘭 “キャッツアイ”
ランダムに花に紫の色が入る不思議な胡蝶蘭。

新品種 胡蝶蘭 “ピカチュウ”
どっかで聞いたことのあるような名前の胡蝶蘭です。
交配種 ジゴニシア “ムラサキコマチ”
なんともいえない美しい佇まいです。
他にはこんな珍しい一品も!
デンドロビウム キンギアナム <斑入り>
花も咲きますが、葉っぱも斑入り葉でとても美しい・・。
これも斑入り。
オンシジウム アロハイワナガ <斑入り>
こちらもよく出回っているオンシジウムの斑入り葉バージョン。
今回ご紹介した蘭のほかにも色々珍しい原種蘭なんかも入荷してますので、
蘭展にいくついでに当店にもぜひぜひ遊びに来てくださいね!?
仕入れ日記 IN 山梨 ~向山蘭園
名もなきシンビジウム
今回はシンビジウムの生産農場レポート。
先日、山梨県に出張に行ってまいりました。
メインでの用事は、うちのボスが生産者さん向けのセミナーに小売業者代表として呼ばれていたからです。
僕は半分付き添い、半分勉強という事で参加させていただきました。
セミナー会場は山梨県で蘭の品種開発・生産を行っている種苗会社、向山蘭園さんです。
全国よりたくさんのシンビジウムの生産者さんが一堂に会して意見交換を行うのです。
そんな場に出席できたことは、非常に光栄なことでありましたが、それはここではおいといて・・・。
その後で、シンビジウムの生産温室を見学させていただきましたァん♪
ズラッと並んだシンビジウムの苗・・・・圧巻です!
向山蘭園さんといえば、『和蘭』です!まだ名も付いていない花たちが咲き乱れています・・・・・。
→向山蘭園 和蘭HP WARANな人
咲き乱れる和蘭。
個人的にすごく惹かれた花。
力強く咲き誇る花たち。
それぞれの花がすべて違う顔を魅せてきます。
花の持つ力に圧倒されそう・・・。
そして、新品種開発の為の選抜品種農場も見学させていただきました!
所狭しと並べられた名もなきシンビジウムたち。
ここからさらに品種を“選抜”し、メリクロンという方法で苗を増殖させていきます。
苗をたくさん殖やし、それをシンビジウム生産者が育て、花を付けたものがお店に並ぶ・・・。
それまでの期間はおよそ10年!!!
かなり気の遠くなる時間ですが、今あるシンビジウムたちもそうして作出され、お店に並んでいるのです。
お花のひとつひとつに歴史あり。
覆輪斑のシンビジウムの花。
花の形・色・大きさは千差万別。
枯れゆく花すらも美しい・・・・。
絶妙な色・・・。
名もなき花たち。
いろいろ花を見て、最後に惹かれたのがこの純白の花。美しすぎる。
花の持つ力ってちょっとすごいですよ。と今更ながら感じてしまう一日でした。
株式会社 向山蘭園 株式会社 向山蘭園 「和蘭」
蘭の可能性
和蘭 “篝火”
今回も蘭のお話。
この記事を書いているころ、ちょうどお店で『和蘭』というジャンルの蘭の特集を行ってます。
『和蘭』とは東洋蘭の清楚で赴きのある姿と、洋蘭の華やかさを併せ持つ、全く新しい蘭です。
向山蘭園様 HPより引用~
蘭というと、高級品だとか品格があるとかプラスのイメージも大きいですが、逆に管理が難しいとか育てられないんじゃないか、
などというマイナスのイメージも持たれやすい。まぁ、僕自身もそういうイメージがあったのです。
しかし、この『和蘭』は非常に強健で育てやすく、なんと東京くらいであれば露地植えも可能!
実際、この建物の植栽で使われている和蘭は毎年、花を咲かせてくれてます。
花も可憐で美しく、また葉も風流で非常に姿が良い・・。
和蘭を見てると日本人でよかったなぁ~と思いますよね!まぁ外国の方でもお好きだと思いますけど。
☆いくつか品種ご紹介☆ ※向山蘭園様より写真提供していただきました。
←おぼろ月
←月の光
←初音
←大和撫子
←冬時雨
どれも可憐で美しい花と響きの良い名前を持っています!
今年は蘭にチャレンジするのはいかがですか?
新ジャンル
今回は変り種。
花が付いてなくても楽しめる!?観葉蘭ってどう?というお話。
以前、市場の展示会に出かけていったところ、偶然目にした蘭。
最初は多肉植物かサンスベリアかと思いきや、なんと蘭の仲間だとか・・。
花もネットで調べて見たけれど可憐でまさに蘭そのもの!
花が付いてない時期でも楽しめるなんて素晴らしい!!と思うのですが、どうでしょうかね!?
管理も観葉植物より楽だし、エアプランツよりさらに乾燥に強いし、多肉植物よりも日光いらず。
まさにパーフェクトプランツなのでは?
器でアレンジすると更に良い感じ!
“エリア・アポロイデス”
“エリドバンダ”
花が付いてない時期の蘭も乙なものですよ。



































































