観葉植物を知る
ショウナンゴムノキ
ショウナンゴムノキ
今回は葉の細長いフィカス“ショウナンゴムノキ”について。
名称 フィカス ビンネンディキー
和名 昭南ゴムノキ(最近では湘南ゴムノキとも表記されます)
学名 Ficus binnendijkii
科名・属名 クワ科 フィカス属 非耐寒性常緑高木
原産地 シンガポール(より日本へ導入された)
耐寒温度 最低 5℃
生育適温 18℃~30℃
管理上の注意 比較的強健で育てやすいフィカス。
耐陰性がわりと強く、葉が落ちにくいので 暗い所にも置きやすい(斑入り葉は葉痛みする)。
葉が細長いため、空気の乾燥や水遣りの量が少ないと
葉先が枯れこむ事があるので 注意が必要。
一回の潅水量は必ず鉢底から流れ出るまでたっぷりと行うようにする。
風通しが悪く、高温・乾燥状態が続くとハダニやカイガラムシが発生するので、
葉水や勢いのある水流で葉の表裏をよく洗浄するようにする。
ショウナンゴムノキは葉が細長く下垂して付くので涼しげな印象を与えてくれるフィカスです。
わりと耐陰性も強く、葉が落葉しづらいのも魅力。
寒さにも比較的強いので扱いやすいです。
原産地はどうやら東南アジア系のようですが、よく湘南ゴムノキという表記で流通しているのを目にします。
日本の湘南に関係あるのか、もしくは某大物オールスターズバンドに由来するものなのかと思い
調べてみたのですが、ショウナンとは“昭南”と書き、旧大戦時に日本統治下であった
シンガポールの呼び方らしいのです。その昭南から伝わったゴムノキだから昭南ゴムノキという訳です。
そして、大戦時の名残をそのまま表記するのは如何なものか、そうだ!湘南行こう!といったかはわかりませんが
湘南の当て字を当てられて湘南ゴムノキと呼ばれています。
フィカス・ビンネンディキー
Ficus binnendijkii
細長い葉と光沢あるグリーンが美しい。
繊細な雰囲気ですけど、意外と頑丈ですよ。
東京近郊で軒下戸外越冬したという報告もあるくらい
耐寒性もあります。(※無傷で越せるかは疑問です。)
いくつか園芸品種も出回っています。
フィカス・ビンネンディキー “アムステルダムゴールド”
Ficus binnendijkii “Amsterdam Gold”
全体的に黄斑が入ったタイプ。
明るい葉色が美しいですが、耐陰性は劣るので暗い所はNGです。
耐寒性も緑葉のものに比べると弱いです。
フィカス・ビンネンディキー “アムステルダムキング”
Ficus binnendijkii “Amsterdam King”
こちらは通常のビンネンディキーよりも葉が大きく幅広になるタイプ。
キングサイズなんでアムステルダムキングです。
こちらくらい葉が大きいと中々迫力があって良いですよ。
こちらも光沢のあるテリバで非常に美しいです。
頑丈さは通常のビンネンディキーと変わりません。
流通量はまだそれほど多くないので、これのカッコイイ枝モノがあれば
買いですよ!
フィカスシリーズ、まだまだあるのですがここからは結構マニアックなものが続くので
不定期に更新していく事にします!(画像もないしね)
次はフィカスマニアック系かアンスリウムになると思いますのでお楽しみに!
仕入れ冥利に尽きる
閉店後の植え替え作業
いや、今年のゴールデンウィークは天候不順で大変でしたね。
いかがお過ごしでしたか?
お店ではこの悪天候続きの中、たくさんのお客様にご来店いただき
感謝の涙雨が降ったとか降らないとか。
皆様、ご来店まことにありがとうございます!!
いわゆる花屋の一番忙しい月ですので、閉店後もいろいろ業務があるのです。
特に、大型の観葉植物は閉店後でないと植え替え作業スペースが確保できないので
営業終了後、スタッフ数人で植え替えることがままあります。
今回は、かなーりカッコイイ植物の植え替え作業をしたので、思わずブログに書いちゃいまいた。
この巨大リーゼント状に巻きあげられた植物を・・・

観葉植物フロアの野郎数人で作業開始・・!
ひたすら植え替え作業を黙々と続けます。
格闘すること数十分で・・・
作業完了・・・!
すぐに水を与えます。
いったいこの植物、なんなん?と思われた方・・・!
そう!
この植物はシダ植物の仲間、『ヒカゲヘゴ』だったのです!
かなーり、いやすごーくかっこいい!!
湿度が大好きなので、葉っぱにも霧吹きをします。
今回、こちらの植物をご注文いただいたお客様のご好意でこうしてブログに載せさせていただきした。
そのお客様というのが、かの人気お笑い芸人のバッドボーイズ、佐田さん!!
すごく気さくな方で、観葉植物が本当にお好きな方です!
今回もあまりにヘゴが格好良かったので、ブログに載せても良いですか?とお聞きしたところ、
快諾していただき、こうして記事を書かせていただいてます!
僕がこちらの植物を入荷した旨をご連絡した際、福岡にいらっしゃったのですが、
次の日にはお店に来ていただき、とてもヘゴを気に入ってくださいました!
自分が仕入れた植物を誉めていただけるのは仕入れを行っている者としては
最高に嬉しい物です!
佐田さま、お忙しい最中にいらしていただき、ありがとうございます!
新芽のゼンマイ具合も最高にカッコイイ・・・!

下から見上げるとまるでジュラシックパークにいるかのような存在感!
お店には色々な観葉植物がありますので、まだいらしたことのないお客様、
一度遊びにきてみてください!きっとお好みの一鉢が見つかると思いますよ!
名称 ヒカゲヘゴ
和名 ヒカゲヘゴ(日陰杪欏)、またはマルハチヘゴ
学名 Cyathea lepifera
科名・属名 ヘゴ科 ヘゴ属 非耐寒性常緑多年草(木性シダ)
原産地 日本南部(奄美大島以南)・フィリピン・台湾・東南アジア
耐寒温度 最低 5℃
生育適温 18℃~30℃
管理上の注意 木性シダという大型のシダの仲間で、ヒカゲヘゴは日本最大級の大きさになる。
非常に乾燥を嫌う為、葉水は欠かせない作業になる。
また、幹に見える部分は“根茎”といわれる部分で
表面に“気根”が層をなして密生している為、
鉢土だけでなくこの幹にも水を与えないと弱ってしまう。
置き場が乾燥する場合、幹の乾燥を防ぐために水ゴケを直接巻きつけ
霧吹きなどで湿らせて置くようにする。
また、ヒカゲヘゴの名は日陰が好きなのでなく日陰が出来る程大きくなる
という意味なので比較的日照を好む。
美しい葉色を保つためにはある程度明るい場所
(レースカーテン越しか直射日光のあたらない戸外の日陰)
にて管理することが理想。
とにかく水を切らさないように注意する。
水遣りは乾ききる前に与えること。
カシワバゴムノキ
カシワバゴムノキ
今回はややマイナー路線。
カシワバゴムノキの話。
名称 フィカス・リラータ
和名 柏葉ゴムノキ(カシワバゴムノキ)
学名 Ficus lyrata
科名・属名 クワ科 フィカス属 非耐寒性常緑高木
原産地 熱帯アフリカ
耐寒温度 最低 5℃
生育適温 18℃~30℃
管理上の注意 耐陰性・耐寒性に優れ、比較的扱いやすいフィカス。
葉が大きいので非常にスペースを取ることが多いが、暗い所でも落葉しにくい。
他のゴムノキと比べるとやや害虫が付きにくいが、それでも風通しが悪く、
空気が高温・乾燥状態が続くとハダニ・カイガラムシが発生する。
葉が大きいので、下葉が落葉するとみすぼらしくなりがちなので、
ある程度の年数を経た木は思い切って枝を剪定し、樹形を整えると良い。
カシワバゴムノキは、ウンベラータとかと同じアフリカ原産のゴムノキです。
同じアフリカ系ゴムノキでもウンベラータとは似ても似つかぬワイルドな風貌ですが、
ワイルドらしく、非常に強健でわりと悪環境でも耐えてくれるのです。
大体、オフィスなどの植栽で使われていたり、明らかに管理されていないであろうショッップ(失礼)でも
他の観葉が息も絶え絶えのところ、ピンピンしているのがカシワバゴムノキだったりとか・・。
ぶっちゃけていうと、強い≠売れる、という訳でもないのが園芸ショップの辛い所で、
枯れにくくてもカシワバゴムは売れず、みなウンベラータを欲しがるというこの現実・・・。
みなさま、もっとカシワバゴムノキを見て!!という声が聞こえたとか聞こえないとか・・・。
カシワバゴムノキの由来は読んでそのまま柏葉(に似ている葉を持つ)ゴムノキです。
確かに似てはいるのですが、名前のせいで人気ないのですかね?
英名では“Fiddle Leef Fig”といいますが、“Fiddle”はヴァイオリン、という意味なので
“ヴァイオリンのような葉を持つイチジク”という意味になりますかね?
なるほど、文化の違いで命名も変わってきますね~。
ちなみに、学名の“lyrata”ですが、こちらもラテン語で『竪琴状の』という意味ですから
直訳すると“竪琴状の葉を持つイチジク”になりますね。
カシワバゴムよりヴァイオリンゴムとか高貴な名前に改名すれば人気もでますかね?
例によって某南の島で撮影したのですが、花(実)がデカイんですよ!
ホテルの駐車場に植樹されてたんですが、イチジク大の実がごろごろごろ・・と
車につぶされてベシャベシャになっておりました・・。
なんかネガキャンみたいになってきた!
そんなつもりないのに・・・・。
では、話題を変えて、
カシワバゴムノキにもいくつか品種があるので紹介しましょう!!
フィカス・リラータ
Ficus lyrata
まずは普通のカシワバゴムノキ。
わりと豪快な雰囲気で男っぽい印象。
コゲ茶の幹が不人気の秘密!
見た目通りワイルドで強いです。
ちょっとゴツくて場所をとるのが玉にキズ。
フィカス・リラータ “バンビーノ”
Ficus lyrata “Bambino”
上のゴツイやつの矮性(コンパクト)品種。
葉が大きくならず、節間もつまるタイプです。
単純にコンパクタとかにせず、あえて“バンビーノ”と言ってみてしまう所に
無限の可能性を感じる品種です。もちろん強健!!
カシワバゴムのデカくて邪魔という弱点を見事にカバーした品種となっております!
上から見ても可愛いのッ!
なんたって“バンビーノ(赤ん坊)”ですから。
フィカス・リラータ ヴァリエガータ “イヴォンヌ”
Ficus lyrata Variegata “Ivonne”
はい、カシワバゴムノキの斑入り品種です。
新芽はムチャクチャ美しい斑入りで出てきますが、下葉が汚くなりいやすい、
という困ったちゃんなわけです。
個人的には好きな品種ですけど、斑の部分の痛みがなんとも残念・・・。
ちなみに、緑葉よりも弱いです。コレクターアイテム的な一品ですね。
これからマイナーな路線のゴムノキが続いて参ります。
もう少しお付き合いください!
フランスゴムノキ
フランスゴムノキ
今回は小ぶりで扱いやすいフィカス、“フランスゴムノキ”の登場です。
名称 フィカス・ルビギノーサ
和名 コバノゴムビワ(小葉のゴム琵琶) フランスゴムノキ
学名 Ficus rubiginosa
科名・属名 クワ科 フィカス属 非耐寒性常緑高木
原産地 オーストラリア
耐寒温度 最低 3℃
生育適温 18℃~30℃
管理上の注意 葉が小ぶりで耐寒性・耐陰性にそこそこ優れる為、扱いやすいフィカス。
やや水切れに弱い面があるので、極度な乾燥は注意が必要。
耐陰性はそこそこあるが、他のゴムノキと同じく急激な環境変化を嫌う為
いきなり暗い所に置く場合は必ず段階を踏んで馴らしてから移動すること。
寒さにもそこそこ強く、関東以南で霜に当たらなければ
越冬する事も出来る。(葉痛みするが)
風通しの悪い環境下ではハダニ・カイガラムシが発生しやすいため
葉水や勢いのある水流での洗浄は欠かせない。
フランスゴムノキって聞いたら、きっと誰もがフランス原産のゴムノキと思うはず・・・。
しかし、この木はオーストラリア原産・・・!?
いったい何を言ってるかわからん・・・というこのフィカスですが、
“フランスゴムノキ”の由来は、フランスの植物学者さんが名付け親だからっていう事らしいですよ?
紛らわしい・・・。ここは、和名のコバノゴムビワと呼ぶぜッ!!ってゴムビワ・・!?
ゴムなのかビワなのかハッキリせんかーッ!て色々問題あるなこのゴムノキも・・・・。
なんでゴムビワなのか?
こちらをご覧いただこう・・・
例によってハワイで見かけたコバノゴムビワ(フランスゴムノキ)。
非常に分かりづらいのですが、果実が琵琶みたいになっているでしょう!?
引きで見るとこんなにデカイです・・・。
ついでに、ルビギノーサ(rubiginosa)という学名の意味は“鉄サビ色の”という意味。
遠目に見ると、ところどころ赤茶色に見えるのは葉裏の色なのです。
それが“鉄サビ色”のフィカス、の由来なんでしょうね。
まだ画像があったんで。
向こうでは、これがフランスゴムノキだって気付きませんでした。
だって全然違うんですもの。
果実も食べれるらしいですよ!?
さて、熱帯地方に植樹されているものと、園芸店に出回っているもの・・・。
全然違いますが、一応園芸店に出回っているのは、原種ではなく“園芸品種”になります。
フィカス・ルビギノーサ “オーストラリス”
Ficus rubiginosa cv. “Australis”
詳しい事はわかりませんが、おそらく観賞用に選別された品種なんでしょうね。
光沢のある葉が美しいまとまりのいい品種になっております。
フィカス・ルビギノーサ ヴァリエガータ
Ficus rubiginosa Variegata
こんな斑入りの品種も出ております。
同じとは思えないくらいカラフルになっています。
正式には、上のオーストラリスとは違う園芸品種らしいですが・・。
また、色いろな仕立てでも出回っていますが、フランスゴムノキを一躍人気者に仕立てたのがコレ
フランスゴムノキ“ラセン仕立て”
コレはあの“Mr.ベンジャミン”こと小倉園さんが仕立てたフランスゴム。
少なくとも当店では大人気の仕立てです。
個性的な形はお部屋のアクセントにぴったり!!
まだ、この場ではご紹介出来ませんが、来年頃にフランスゴムノキの最新品種がお目見えする予定です。
非常に美しい最新品種なのですが、まだお見せする事が出来ず申し訳ない・・・。
きっと来年にはこの場でご紹介できると思います!
乞うご期待!!
フィカスの代表品種はほとんどご紹介しましたが、あと少しフィカスをお見せして、
5月はアンスリウムを特集していく予定です!
お楽しみに!!
フィカス アルテシマ
フィカス・アルテシマ
今回は『新ゴムノキ御三家』フィカス・アルテシマが登場!
名称 フィカス・アルテシマ
和名 アルテシマ
学名 Ficus altissima
科名・属名 クワ科 フィカス属 非耐寒性常緑高木
原産地 インド・ミャンマーなど熱帯アジアに分布
耐寒温度 最低 5℃
生育適温 18℃~30℃
管理上の注意 基本的には非常に強健で耐陰性もそこそこあり、育てやすいフィカスの仲間。
しかし、流通しているもののほとんどがいわゆる“斑入り”の葉なので、
暗い所で長期間管理するとたちまち色が悪くなってしまう。
美しい斑を保つためには明るい室内で管理することが望ましい。
他のゴムノキと同様、葉が大きい為に表面にほこりが付着しやすいので、
たまに葉の表裏をぬれた布などで拭き取ってやると良い。
また、風通しの悪い場所ではハダニ・カイガラムシが発生するので、
葉水や勢いのある水流で月に一度は洗浄すると防除になる。
フィカス・アルテシマは光沢のある淡いグリーンの長卵形の葉に美しい模様が入ったフィカスで、ここ10年の間で
かなり人気物になった観葉植物です。もう、新ゴムノキ御三家(ウンベラータ・ベンガレンシス・アルテシマ)といっても
差支えが無いくらい人気のフィカス。←ちなみにゴムノキ御三家はボクが勝手に言ってるだけです。
(旧御三家はベンジャミン・インドゴムノキ・ガジュマル)
アルテシマについて書こうと思って資料を集めていたんですけど・・・あまりないんだなぁコレが!
まず、昔から疑問に思っていたアルテシマ≒ウィルデマニアーナ説について。
お店にはいろいろな生産者・市場・仲卸から植物が納品されますが、どうみても同じ植物なのに、
名前が違って入荷してくる!という事がままあります。気付かずにそのまま並べてしまうこともあれば、
あれれ~?と気付いて訂正することもあるのですが、何しろ何が正しいのか誰も正確な事がわからない!
特に、この“アルテシマ”は“ウィルデマニアーナ”として入ってくることがままあるのです!
色々と調べてみたのですが、おそらく、アルテシマ≠ウィルデマニアーナ、つまり “ウィルデマニアーナ” というフィカスは
全くの別種のフィカスであろう、という結論になりました。←ボクの中では、です。
なので、ここではアルテシマというフィカスについて語らせていただきますよ。
そんなわけでコレ
フィカス・アルテシマ ヴァリエガータ
Ficus altissima Variegata
光沢のある大きな葉。
美しい縁取りの斑が入ってます。
白幹とのコントラストも絶妙。
美しい観葉植物です。
このアルテシマと・・・・
このアルテシマ。
同じアルテシマなのに葉色が全然違くないですか!?
上は黄色、下はライムグリーン。
え!?品種違い?と思わずなかれ。
同じ品種です。
なぜ、同じ品種でこうも色が違うのか?
原因としては、育ってきた環境が違うから!という事が挙げられます。
つまり、葉色が黄色い物は明るい場所で育成して来た為に、本来の斑の色がよく出ている。
逆に葉色がライムの物は遮光した環境で育成された為に、本来の斑の色が制限されている、という事なのです。
ちなみに、黄色い葉色のものも、暗い所に置けばだんだん色が薄くなってきますよ。
(急激に暗いと葉が傷み、落葉します。注意)。
斑の強い場所は、葉緑素(光合成を行う細胞)の働きが非常に弱い為、暗い場所では維持することが出来ずに
葉緑素が強く出て緑色に変化していってしまうのですね。
御家庭内でご購入されたアルテシマが、最初の葉色よりも色が薄くなっていたら、日照不足が考えられます。
お好みもありますが、本来の色を楽しむならば、なるべく強光線下に置いて管理してあげたいものですね。
アルテシマの花。
やっぱりイチジク(無花果)です。
ところで、植物の名前には全て意味があるのであって、この“アルテシマ”というキザったらしい名前にも
当然ながら意味があるのです。
アルテシマ(altissima)、ラテン語で『最も背が高い』とか『セイタカ(背高)』という意味だそうですよ。
ただでさえ高木のフィカス属のうえ、セイタカなんて名付けられてどんだけデカくなるんだよオイッ!?
あまりネタもないので、後は色々なアルテシマの画像でお楽しみください・・・。
次回もまだ続くフィカス・・・。
これだけ紹介してもまだまだ尽きないっていうのもスゴイですよね。
お楽しみに!!
インドボダイジュ
インドボダイジュ
今回は前回のベンガレンシスに続き、菩提樹仲間の“聖なる樹木”インドボダイジュです。
名称 フィカス・レリジオーサ
和名 印度菩提樹(インドボダイジュ)・天竺菩提樹(テンジクボダイジュ)
学名 Ficus religiosa
科名・属名 クワ科 フィカス属 非耐寒性常緑高木
(日本で路地植えの場合、半落葉~落葉性高木)
原産地 インド原産 主に熱帯アジア
耐寒温度 最低 0℃(枯れはしないが落葉する)無傷の冬越しは10℃以上必要
生育適温 20℃~30℃
管理上の注意 性質は強健であるが、日光がとても好きな木なので室内に置くと落葉しやすい。
特に、購入直後などは葉が一気に落ちて丸坊主になりがちなので、
必ず明るい所(少なくともレースのカーテン越しに日が当たる場所)
に置いてから徐々に馴らしていくこと。
丈夫な木に育てるのであれば、春から秋までは戸外管理をする。
耐寒性も強く、関東以南であれば屋外越冬も可能。(その場合、葉はかなり落葉する)
他のゴムノキと同じく、風通しが悪く、空気が高温、乾燥すると
ハダニ・カイガラムシの被害にあいやすい。
葉水や勢いのある水流でよく洗浄することが望ましい。
インドボダイジュは、仏教の始祖・釈迦如来がこの木の根元で悟りをひらいたとされる木で、
仏教三大聖樹のひとつに数えられています。
ちなみに、日本には別に菩提樹がありますが、実はそっちは偽物の菩提樹・・。
すごくややこしい話なんですが、菩提樹は中国から伝来したらしいのですが
本場中国ではインドボダイジュでは越冬する事が出来ず、代用として使用されたのが
シナノキ科のティリア・ミクエリアナという樹木。それがそのまま日本に“菩提樹”として伝わり、
現在に至る、というわけです。でも、本物の菩提樹は本種“インドボダイジュ”。
すでに菩提樹の名は使われているので、区別するために“印度菩提樹”と名付けられたちゅう話です。
![]()
菩提樹(ティリア・ミクエリアナ)。冬は落葉する落葉樹。
※Wikipedia菩提樹より
実際にお寺にはこちらの菩提樹が植えられていることが多いですね。
この前、川崎大師に行った時にたまたまインドボダイジュが植えられているのをみましたよ。
冬場なので葉が数枚しか残ってなかったですけど。
お寺にはインドボダイジュがよく似合う・・・。
とても立派な木でしたよ。
後ろにあるのは弘法大師・空海の像。
葉がある時にまた行ってみたいと思います。
もちろんインドボダイジュも20m~30mになる高木です。
温室内でぐんぐん育つ・・!
※(神代植物公園撮影)
流通量はまだ少ないですが、お店にも入荷はあります。
インドボダイジュはすごく力強い葉姿が印象的ですね。
幹と葉のコントラストも美しい・・。
ちなみに左の木、インドボダイジュの斑入り!?と思われがちですが・・・
葉のアップ。キレイな色してるだろ・・?斑入りなんだぜ!?
よく見ていただくとわかるんですが、葉の先端、短くないですか?
それもそのハズ!こちらは別種のフィカスなのです!
フィカス・ランフィー ヴァリエガータ
Ficus rumphii Variegata
流通量がまださほど多くないフィカス。
葉型がインドボダイジュに似ているので間違えて売られている事も・・。
インドボダイジュの斑入りとして流通している場合もありますから注意!
中国~インド原産で、和名はまんま“ボダイジュモドキ”。
性質もインドボダイジュと似ています。
斑入り葉はとても落ちやすいので管理は大変です。
フィカス・ランフィー
Ficus rumphii
通常のフィカス・ランフィー。
一見すると違いが分からないですね。
葉の先端で見極めてください。
幹肌の色も若干違いますが、葉の先端の長さで見れば
一目瞭然です!
こちらも日照大好きなので、明るい場所へ置いてください。

ちなみにインドボダイジュの葉はコレ。
葉の先端が長~い。
ちなみに、仏教三大聖樹
無憂樹・・・マメ科常緑高木。釈迦如来が生まれた所にあった木 ※wikipediaより
![]()
菩提樹・・・釈迦如来が悟りを開いた所にあった木 ※wikipediaより
![]()
沙羅双樹・・・釈迦如来が入滅した時にあった木 ※wikipediaより
![]()
ほとんど宗教的なお話になってしまいましたが、フィカス属の一部はインドやタイなど仏教国では
非常に神聖な縁起の良い木として扱われているところが多いみたいですよ。
『菩提樹』の意味は『ブッタの木』という意味だそうですし。
縁起の良い樹木ですから、枯らさないように管理していきたいですね!
次回もまだまだフィカス特集。今月中に終わらないかも・・・。
フィカス ベンガレンシス
フィカス・ベンガレンシスの大木
フィカスシリーズ第5弾はオシャレ観葉として定評のある“フィカスベンガレンシス”!
名称 フィカス・ベンガレンシス
和名 ベンガル菩提樹(ベンガルボダイジュ)
学名 Ficus benghalensis
科名・属名 クワ科 フィカス属 非耐寒性常緑高木
原産地 インド・東南アジアなど
耐寒温度 最低 8℃
生育適温 20℃~30℃
管理上の注意 ゴムノキの中では成長が遅く、室内管理では大きくなりづらい。
インド原産ではあるが、あまり耐寒性が強くないので冬季はなるべく
10℃以下になるような場所には置かないように気を付ける。
耐陰性は普通ではあるが、葉が大きいために落葉すると非常にみすぼらしくなる為、
あらかじめ明るい場所へ置く方が良い。
明るい所から暗い場所へ移動する場合、一気に移動するのではなく、徐々に馴らしてから
時間をかけて移動すると落葉しづらくなる。(1週間程度は場所を移動しないようにする。)
※移動する場合・・窓際の明るい場所→部屋中央の明るい場所→部屋奥の隅
(一つの場所に最低1週間は置き続けてから移動すること)
移動した後、葉が黄色くなってしまったら、すぐに元の場所へ移動する。
暗い場所へ置いた場合、水遣りの回数を控えると落葉しづらくなる。
(水遣りは乾いてからタップリと!)
風通しが悪く、空気の高温・乾燥が続くと、他のゴムノキと同じように
ハダニ・カイガラムシが発生する。
特にハダニが葉裏に付きやすいので、月に1度は木全体を
勢いのある水流で洗浄すると予防しやすい。
ベンガレンシスも立派なゴムノキの仲間で、ウンベラータやアルテシマと並んで
ゴムノキ御三家と言ってもいいほどに人気のある観葉植物の一つです。
白い幹、卵形の葉、白い葉脈など落ち着いたルックスが部屋に馴染みやすいのでしょう。
葉の表には細かい毛が生えているのも特徴。
原産地のインドにあるガンジス河の河口付近にあるベンガル地方にちなんで
ベンガル菩提樹(ボダイジュ)と呼ばれています。
こいつもまた絞め殺し植物ですから、たくさんの気根を出してどんどんと大きくなっていく様は
まるで森みたい!!一人民族大移動、人間山脈みたいなほどに大きくなりますよ。
熱帯地方で路地植えになっているものは、なんと高さが30m!にもなるという大きさ・・・!!
ハワイで見かけた“ベンガレンシス”。
とても大きいのです・・!
葉っぱが大きいと言っても、この大きさだと普通に見えますね。
向こうでは“バニヤンツリー(Banyan Tree)”といって親しまれてましたよ。
ものすごく生命力が旺盛な木なので、長寿や豊穣の象徴とされているそうです。
とにかくデカイ!遠くから見て森かと思ったら一本の木だったって感じです。

下から見上げても大迫力!
ビローンと伸びているのは気根ですよ。
でっかい物を見た後で、市場流通している物を見ると・・・
大体一般的に流通しているベンガレンシス。
とても同じ木とは思えない・・!?

こんな感じで実も付きます。
これは花。
イチジク(無花果)の仲間ですから。
ベンガレンシスにもいくつか品種がありますので、そちらを少しご紹介します。
フィカス・ベンガレンシス “ペコ”
Ficus benghalensis “Peco”
普通のベンガレンシスとは一味ちがう品種。
よく見ると葉がウェーブがかっているのが特徴です。
かなりレアな品種なので市場流通はとっても少ないです。
お店にも過去数本しか入って来たことが無いですね~。

フィカス・ベンガレンシス “クリシュナ”
Ficus benghalensis “Krishnae”
葉が矢じりのように変容するベンガレンシスの変種。
ボコッと葉の付け根が丸まっているのが特徴で、
別名“カップフィカス”とも言われています。
和名はまんま“クリシュナボダイジュ”。
クリシュナとはインドの神様の名前です。

葉のアップ。
付け根にさらに小さい葉が二つ付いています。
かなーりレアな品種です。
これもお店には数回しか入荷したこと無いですね。
他には、小葉で枝ぶりが良い“オードリー”という品種や大葉の“リオ”という品種があるのですが、
画像が無いので割愛します!
フィカスは種類が多いので、今月中に終わるかな・・・!?
次回もフィカス、ご期待ください。
フィカス プミラ
フィカス・プミラ 3種MIX
今回もメジャーなフィカスをご紹介!
名称 フィカス・プミラ
和名 オオイタビ
学名 Ficus pumila
科名・属名 クワ科 フィカス属 非耐寒性常緑低木
原産地 日本・中国・台湾・東南アジア
耐寒温度 最低 0℃
生育適温 15℃~25℃
管理上の注意 つる状に枝を伸ばし、他の樹木や壁などに気根を出して着生する性質を持つ。
性質は非常に強健で、屋外でも霜に当たらなければ充分に越冬が出来る為、
観葉植物としての需要の他、グラウンドカバーなどにもよく使用されている。
耐陰性も強く、室内でも容易に栽培出来るため、初心者の入門用の観葉植物とも言える。
風通しが悪く、空気が乾燥するような環境ではハダニが発生することがある為、
葉水を与えるか、勢いのある水流で葉の表裏を洗浄するようにして防除する。
今回は第4弾!
ゴムノキとしてはマイナーで、観葉としはドメジャーな“フィカス・プミラ”について。
これもゴムノキの仲間、という認識は非常に薄いような印象ですが、立派なフィカス属の一員です!
主に観葉植物として流通しているのは、いわゆる『幼木』の状態で非常に幼い苗のまま流通しています。
ボクも実物は見たことないんですが、大きくなって『成木』になると葉の大きさが変わり、実を付けるそうですよ!
大きくなったプミラの『成葉(せいよう/大人の葉)』
※Wikipediaより引用。(オオイタビより)
そんなフィカス・プミラ、和名では“オオイタビ”と呼ばれています。
原産地に日本も含まれている訳ですから当たり前ですが、日本南部ではかなり大きく育って
実を付けている様を目撃できるかもしれませんね。
実付きの画像もネットで調べるとたくさん出てきますから、ご興味のある方は調べてみては!?
学名の『プミラ』は“小人”や“小さい”を意味する言葉なので、まんま“小さい葉を持つイチジクの仲間”というのが
フィカス・プミラなんでしょうね。
そんなプミラな仲間をご紹介!
フィカス・プミラ
Ficus pumila
ノーマルな緑葉のプミラ。
かなり生命力は強め。
観葉初心者にも安心です。
挿し木などで繁殖も可能。
フィカス・プミラ“サニーホワイト”
Ficus pumila cv. “Sunny White”
おそらくプミラといえばこれを想像するはず・・!
葉に白い覆輪斑の入った園芸品種です。
青葉に若干劣りますが、耐陰性も高く丈夫ですよ。
たまに真っ白い葉が出る事があります。
その葉は葉緑素のない『うぶ斑』といわれるもので、
うぶ斑の部分は光合成を行えないので切り取ってしまいましょう!
フィカス・プミラ “ミニマ”
Ficus pumila cv. “minima’”
通常のプミラより一回りほど小さい葉を持つ園芸品種。
とっても人気があります。
基本的に丈夫。
ただでさえ『プミラ(小人)』って名前なのにさらに『ミニマ(最小の)』って・・。
どんだけ小っさいんだよ!て感じですが。
比較画像無いとわからないですよね、失礼。
プミラ3種ミックス。
下中央が“ミニマ”です。
う~ん、納得の小ささです!
最後に・・・
これ。
これもフィカス・プミラです。
上の葉のアップがコレ。
あれ!?なんだか葉がでっかくない?
と気付かた方、プミラマニアですね。
これは、以前に開催された『フィカス・セミナー』で
小倉園の小倉さんが持ってきてくださったプミラの枝です!
おそらく温室の片隅の巨大プミラの枝・・・。
まだ成葉という程ではないですが、すでに幼葉の域は脱しています。
この過程を経て、大人になっていくんですね。
そんな訳でプミラのお話でした。
まだ他にも、“雪の華”という品種や、“クリーミー”といった品種がありますが、
例によって画像がないので割愛します!
まだまだ続くよフィカス特集!お楽しみに。
ガジュマル
ガジュマルの木
今回はフィカスシリーズ第3弾!!
ガジュマルです。
名称 フィカス・ミクロカルパ (フィカス・レツーサ)
和名 ガジュマル
学名 Ficus microcarpa (Ficus retusa とも表記される)
科名・属名 クワ科 フィカス属 非耐寒性常緑高木
原産地 熱帯アジア・インド・台湾・沖縄
耐寒温度 最低 3℃
生育適温 15℃~30℃
管理上の注意 成長は早く、寒さ・暑さにも強い。耐陰性(暗い所に耐える力)も比較的強いので
管理は楽な方と言える。ゴムノキの特性として環境の急激な変化を嫌うので、葉が落ち始めたら
その場所より明るい場所へすぐに移動する事。風通しが悪い場所では
ハダニ・カイガラムシが発生しやすいので
葉水や勢いのある水流で葉の表裏をよく洗浄するようにする。
ガジュマルもゴムノキの仲間っていう事があまり一般的でないんですが、
正式名称はフィカス・ミクロカルパっていう名前なんですよ。(フィカス・レツーサとも言うらしいです。)
ミクロカルパって呼ぶより、がじゅまるって呼んだ方が愛着も出るし、売れそうですよね(商売人目線)。
このがじゅまるの木ですが、もちろん他のゴムノキ類と同じで絞め殺し植物の仲間。
それががじゅまるという名の由来にもなってるそうで、根や気根が岩やその他の樹木に絡まるの
『絡まる』の語源から『がじゅまる』となったらしいです。※wikipediaより
また、由来には諸説あり沖縄の地方名であったり(由来不明ですが)とか、
『風を守る』→『かぜまもる』→『がじゅまる』説なんかもあるみたいです。(ソース不明、※wikipediaより)
そんながじゅまる、観葉植物としても使い勝手がよく、沖縄の言い伝えでは妖精『キジムナー』が住む木、
なんて言われてますしなんだか縁起のいい植物のような扱いをされています。
wikipediaより。妖精『キジムナー』 by水木しげるロード
確かに妖精が住んでそうな貫禄・・・!
※(神代植物公園撮影)
一番皆様が目にした事のあるガジュマルはいわゆる『人参ガジュマル』といわれる仕立ての物で
根の部分をチョウセンニンジンのように肥大させた姿が人気です。
タコのように根がたくさん出ている姿にこじつけて『多幸の木(たこうのき)』なんて呼んで流通してます。
なんという商魂!見習わなければ・・・。
一番見かけるのがこの“ニンジンガジュマル”タイプ。
普通、ガジュマルといったらこれを想像するはず・・・。
ニンジンのように太っている箇所は実は根っこだった部分。
根を太らせたあと堀上げ、植えなおしています。
枝葉を株元近くで切り落として完成。
他には、朴(太い一本の枝から芽吹かせたもの)仕立てなんかも人気があります。
朴仕立てのガジュマル。
迫力満点です。
あとは、変わったものでコンパクトで厚みのある葉を持つ匍匐性(ほふく・地を這うように伸びる)のガジュマルで
尖閣諸島原産のセンカクガジュマル。

センカクガジュマル
Ficus microcarpa cv. “Senkaku”
普通のガジュマルより小葉で厚みがあります。
葉色も緑が濃いですね。
確かに枝がほふくしています。
結構希少種ですね。
実際に観葉植物として流通しているかは不明ですが、
“シダレガジュマル”なんてのもあります。
※シダレガジュマルは一般的にはベンジャミンの和名ですが、ここでは別種のガジュマルを紹介しています。

シダレガジュマル
Ficus microcarpa cv. “Pendulina” (札の表記は Ficus retusa cv. “Pendulina”)
シダレガジュマル。
東南アジア原産で通常のガジュマルより葉が薄く、
枝がしなやかにしだれるのが特徴。
※(神代植物公園撮影)

こちらもガジュマルの仲間。
フィカス “ベビーリーフ”
Ficus microcarpa sp
ちょっと詳しい学名が調べてもわからなかったんでsp表記にさせていただきます。
葉が小さく密に重なるようにつく面白い雰囲気のガジュマルです。
一見するとガジュマルに見えないですけど言われてみればガジュマルか~と思う品種。
まだまだガジュマルも品種がたくさんありますが、いつもの理由でこの辺で。
次回はあの品種!
フィカス ベンジャミナ
フィカス・ベンジャミナ “バロック”
今回はフィカスシリーズ第2弾!
フィカス・ベンジャミナの紹介です!
名称 フィカス・ベンジャミナ
和名 ベンジャミンゴムノキ
学名 Ficus benjamina
科名・属名 クワ科 フィカス属 非耐寒性常緑高木
原産地 インド、熱帯アジア
耐寒温度 最低 5℃
生育適温 20℃~30℃
管理上の注意 成長は早く、寒さ・暑さにも強い。
しかし、環境の変化には弱く、落葉することもある。
特に、光量差のある場所へ急に移動すると
かなり葉が落ちることがあるので、必ず馴らしてから移動させる事。
また、葉を丸く刈り込んだ“スタンダート仕立て”は光が中心の葉まで届きにくい為、
ときどき枝を振るって傷んだ葉を落とすと良い。
中心部は風通しも悪いので、ハダニ・カイガラムシが発生しやすいので特に注意する。
耐陰性は普通。(斑入り種は耐陰性は低い)
ベンジャミンは観葉植物としてはかなりポピュラーなので、その名を知らない人はあまりいないハズ・・。
パキラ・幸福の木(D・マッサンゲアナ)・ベンジャミンといえば観葉植物御三家ですからね。
しかし、以外にもベンジャミンがゴムノキの仲間であるという事は知らない人も多かったり。
葉姿が柔らかく優雅なので昔から今まで非常に愛されている品種です。
その上、バリエーションも豊富で色々な葉色・仕立てで出回っています。
いくつかベンジャミンの仲間たちを紹介していきますよ!
フィカス・ベンジャミナ “リッチ” スタンダード仕立て
Ficus benjamina L.
ベンジャミンを丸く刈り込んだいわゆる“スタンダード仕立て”です。
画像の物は3本を三つ編みにし、玉を二つ作ってあります。
“リッチ”は光沢のある葉が特徴で、普通ベンジャミンというと
この“リッチ”の事です。
これらの斑入り(葉に模様が入る)の品種も多々流通しています。
ちなみに、三つ編みの幹は次第に癒着しやがて
一本の幹になってしまいます。
この画像の物はもう三本ではなく、一本の木になってしまいました。
こちらは、もともと一本の木にいくつもの玉を作った
通称“玉チラシ”。
コレ作るの大変だと思うんだよなぁ~。
生産者さんの苦労がニジミ出てきそうな仕立てです。
玉チラシ。
フィカス・ベンジャミナ “スターライト”
Ficus benjamina cv. “Star Light”
こちらが斑入り葉のベンジャミン・スターライト。
絶妙に緑と白が混じって爽やかな品種です。
かなり耐陰性(暗い所に耐える力)は低く、すぐに葉が落ちるので
明るい場所に置けない場合は外の日陰にて管理しましょう。
ベンジャミン・スターライトの玉チラシもあります。
フィカス・ベンジャミナ “シタシオン”
Ficus benjamina cv. “Sitasion”
変わった形の物をご紹介。
葉がゆるふわパーマ女子気味にカールしたガーリーな品種、
“シタシオン”です。
割と流通は少ないです。個人的には好きな品種。
耐陰性は普通。
こちらシタシオンの葉のアップ。
アップで見ると別に普通ですね。
やはり全体のシルエットで見ないと分かりづらい・・・。
フィカス・ベンジャミナ “バロック”
Ficus benjamina cv. “Barok”
タイトル下の画像にもありましたが、最近ベンジャミン界に革命を起こした
ベンジャミンのパンク野郎!ことベンジャミン“バロック”です。
キッツイパンチパーマくらいのカールした葉を持つ硬派なベンジャミン。
女子なお客様に大人気!カワイイ!と絶賛の嵐です!!
すっげぇ弱そうな外観とは裏腹に意外と耐陰性も強く、
あまり落葉もせずと扱いやすさも人気の秘密!?です。
バロックの葉のアップ。
多分、シタシオンからさらに選抜して出来た品種だと思うのですが、
ゆるふわガールよりパンチパーマの方がベンジャミン界では強いのです・・。
カワイイ!は正義。
もちろんベンジャミンもまだまだ品種はありますが、例によって画像ストックが無いのでこの辺で。
次回はまた違う品種です。








































































