パイナップル科
デカ花グズマニア
1本立ちの『デカ花グズマニア』
今年の2月、この園芸業界ではいわゆる閑散期ということで
春に向けていろいろな商材を探し求めて各地の展示会へ出掛けて参りました・・!
そこで出会ったのがこちらの 『デカ花グズマニア』
あまりの迫力に大興奮!!
今までのグズマニアっていうのは良くも悪くもまとまっていて
定番商品っていう感じだったのですが、コイツは違います!!
この迫力・・!!
自宅に飾ってよし、人に贈ってよし・・!!
これは、グズマニア界の革命や~!!
と一人興奮している次第です。
美しく、丈夫で管理しやすく、花持ちもよい!!
デカトラフアナナスもあります!!
生産者さん曰く、自然開花のため数が少なく、時期の調節も難しいとのこと。
でも、お店ではギフトの定番として扱っていこうと思っておりますので
お寄りの際はぜひこの迫力を実際に御覧頂いて、体験していただければと思います!!
コレ、最高に美しいですよ!!
チランジア・ウスネオイデス
ウスネオイデスに包まれて・・・
今回はこれまたメジャーなエアプランツの代名詞的存在!
ウスネオイデスの紹介です!!
名称 チランジア・ウスネオイデス
和名 サルオガゼモドキ
学名 Tillandsia usneoides
科名・属名 パイナップル科チランジア属 非耐寒性常緑多年草
原産地 南米、アメリカ南部
耐寒温度 最低5℃
生育適温 18℃~25℃
管理上の注意 特徴的な外見から非常に人目を引き、また人気のあるチランジアの1種。
下垂して伸びていくので吊るして栽培する。
風にたなびく姿がまさにエアプランツの名前の通りである。
基本的に栽培は容易であるが、原産地により葉の太いもの、
細いもの、長いもの、カールがかったものなど様々。
水を好むので、乾燥するような場所での管理は厳禁。
特に、エアコンなどの乾いた風を直接当てないようにする。
特に細葉のタイプは乾きやすいので小まめな灌水が必要である。
置き場所としては明るく、自然の風通しがあり適度な湿度がある場所が理想的。
成長期の春から秋は戸外で木に吊るしておくなどするとよく成長する。
寒さには比較的強いが、霜、雪などには耐えられないので冬場は室内に取り込む。
ウスネオイデスの和名は『サルオガゼモドキ』。
もともと、サルオガゼという地衣類(菌類と藻類の共生体)という植物に似ているから付けられた名前。
たしかに、調べてみるとそっくり!
もちろん、チランジアのサルオガゼモドキはパイナップル科の植物ですから全くの別種。
他には、スパニッシュモスとか言われてますが、モス=苔ですからまぁどこも似たような発想ですね。
ちなみに、ウスネオイデスという名前も、サルオガゼの学名(Usnea)から取られてますから世界共通ですよね!
ちなみにちなみに、昔はウスネオイデスを梱包材やパッキンがわりに使用されていたというから
贅沢というかなんというか・・。
現地の人から見たら“なんでこんなの買うの?”という植物なんでしょうかね?
このウスネオイデス、よくよく見てみると・・
そう、小さな株の集合体なんですよね。
いわゆるクランプになっていて、ブチッと切れても大丈夫!!
環境がよければグングンと伸びていきます!
風通しのよい明るいところで管理!
たくさんあるとカーテンみたいに見えますよね!?
水は霧吹きでもソーキングでもOKですが、濡らした後は必ず自然乾燥させましょう!
極度に蒸れると中心が腐ることがありますからね。
ちなみにボクは洗濯物みたいに物干しざおに吊るしています。
そして、パイナップル科の植物である以上、花が咲きます!!
これ、この緑のやつがウスネオイデスの花です。(ピンボケですみません)
地味ではありますが、香りもするし、咲くと嬉しいですよね?
ウスネオイデスはコツさえ掴めば誰でも簡単に育てる事が出来ますよ!
お家に飾る時は、2つに分けてひとつは装飾用で家の中、もうひとつは
外の風通しのよい場所へ吊るして一ヶ月事に場所を交換してあげると枯らさないで
永く楽しむ事ができると思いますよ!
大型の観葉植物に吊るしてアレンジしても面白い!!
ぜひチャレンジしてみてくださいね!
チランジア・イオナンタ
チランジア・イオナンタ
今回からちょこっとチランジア系をご紹介していこうと思います。
基本、定番の品種を取り扱っていくつもりです。
正直、ボクより詳しい方がたくさんいらっしゃいますからね。
名称 チランジア・イオナンタ
和名 イオナンタ
学名 Tillandsia ionantha
科名・属名 パイナップル科チランジア属 非耐寒性常緑多年草
原産地 中南米、熱帯アメリカ
耐寒温度 最低8℃
生育適温 18℃~25℃
管理上の注意 一般的にエアプランツと呼ばれる植物の中で最もなじみのある代表品種。
初心者でも扱いやすく、強健、かつさまざまなヴァリエーションが存在し
コレクターの中でも非常に人気がある。
エアプランツというと、水をやならくてもよいと勘違いされている方も多いが
着生植物であるので根は体を支えるほどしか発達しておらず
極端な乾燥にさらすと回復せず枯死する場合が多い。
その為、通常の鉢植えの植物よりも水管理はデリケートと言える。
水は、霧吹きなどで葉全体を蒸らす『ミスティング』や
株全体を水に浸す『ソーキング』を適正な頻度行うとよい。
水遣りの後、湿ったまま直射日光にあてるなど極度に蒸れる環境に置くと
蒸れて腐ってしまうことがあるので注意。
また、エアプランツの名の通り非常に風通しを好むので
風がたまるような場所での管理は禁物。
成長期は屋外の木の陰などに吊るすなど
涼しく風通しの良い場所で管理をすると成長著しい。
イオナンタ・クランプ
チランジアを含め、パイナップル科の植物というのは、花が終わると子株を出し、
いわゆる『クランプ』と呼ばれる群生株となります。
このような立派な株に育つには結構な年数が必要ですが、迫力は満点!!
ちなみに、花後の親株は子株を出すと枯れていってしまいます。
しかし、子株が花を咲かせ、また子株を出し・・と繰り返し、大きなクランプへと育っていくわけです!!
立派なクランプを自分で作り出すというのは、相当な年月を要するもの・・。
こんな小さな植物ですが、盆栽のように時間をかけ、ゆっくりと栽培していただくのもまた面白いですよ!?
イオナンタ “ルブラ”の花(しおれてますが・・・)
イオナンタは花が咲く兆候として株全体が色づきます!
品種によって赤であったりオレンジであったりと様々な様相を楽しませてくれます!!
イオナンタ “ロン”とイオナンタ・ヴァリアガータ(斑入り)
イオナンタ・ヴァンハイニンギィ
イオナンタ・ファットボーイ
イオナンタにはいろいろな品種・変種が存在しています。
コレクターの方が多いチランジアですが、イオナンタは花も美しく
品種によって形状も様々ですので、いろいろと集めてみたくなっちゃいますよね!!
これからエアプランツを始めようという方、以前から興味があったけど難しそうという方、
全然興味が無かった方、ぜひ最初の一株はイオナンタを試してみてはいかがでしょう!?
2013.9 お知らせ
今年もやります!秋のエアプランツフェア!!
またまた間が開いてしまって申し訳ないです・・。
久しぶりにブログ更新いたします。
今年も秋が訪れます!
そう、秋といえば毎年恒例 『秋のエアプランツフェア』!!
開催しちゃいます!!
9/6(金)~9/29(日)まで!!
エアプランツ生産者の大御所、たゆみまさんや
最近たくさん本を出されて知名度バツグンのスピーシーズナーサリーさんの
極上のチランジアが多数入荷します!!
開催期間が3週間とかなり長いので、商品も随時補充してお送りしていきたいと思います!
こんな巨大なクランプがあなたの御来店をお待ちしておりますよ!?
見事に開花中のキセログラフィカ!!
いろんな種類のイオナンタも!!
イオナンタ“ロン”
斑入りイオナンタ!!
ブロメリアハンドブックとエアプランツ栽培図鑑も揃っています!!
各種ブロメリアもなかなか種類豊富ですよ!!
みなさまのご来店、お待ちしております!!!!
今、ブロメリアが熱い!!
豪快なネオレゲリア・アレンジ!!
先日、バックヤードを片づけておりましたら昨年仕入れておいた
カッコイイ流木が出て来まして・・。
ちょうどお店に美しいネオレゲリアが入荷してましたので、ちょっと手を加えてアレンジしてみましたよ!
絶賛発売中です!
キング オブ ブロメリア
フリーセア・ヒエログリフィカ
すごい迫力の植物が入荷してきましたよ!!
ちょっとびっくりしたのでこちらでご紹介しましょう。
仕入れ日記 IN 神奈川 ~スピーシーズナーサリー ③
珍しい植物がイッパイ!!
スピーシーズナーサリーさんレポート最終回!
いろいろ気になった植物たちをご紹介!
仕入れ日記 IN 神奈川 ~スピーシーズナーサリー ①
極上のチランジアたちがイッパイ!!
今回はあのチランジアの世界で名を知らぬものはいないであろう、かの有名なSPECIES NURSERYさんの仕入れレポート!
これを書いている現在、エアプランツフェアも行っておりますので、お近くの方はぜひお店まで足をお運びくださいね!